暮らしやすいプランと動線
家族みんなが笑顔で過ごせる、魔法の動線
家事や育児、仕事...毎日やることがいっぱいの私たちにとって、住まいの動線は、まさに「魔法の杖」。ちょっとした工夫で、日々のストレスが減り、家族みんなが笑顔で過ごせる空間になるんです。
朝の支度から夜のリラックスタイムまで、スムーズな動線で快適に
例えば、朝の忙しい時間。キッチンで朝食を作りながら、洗濯機を回し、子どもたちの持ち物チェック...そんな時、キッチン、洗面室、リビングがスムーズにつながっていると、まるで魔法のように効率的に動けます。
夜、子どもたちをお風呂に入れた後は、リビングでゆっくりくつろぎたいですよね。そんな時、お風呂からリビングへの動線がスムーズだと、心にも時間にも余裕が生まれます。
家事動線を意識して、時短とストレスフリーを実現
特に意識したいのは、家事動線です。
・キッチンを中心に、洗濯室、浴室、パントリーなどを一直線に配置すると、料理、洗濯、掃除などの家事がスムーズになります。
・洗面室とファミリークローゼットを隣接させると、お風呂上がりの着替えや洗濯物の収納が楽になります。
・ゴミ出しの動線も忘れずに。キッチンからゴミ置き場、勝手口への動線を短くすると、ゴミ出しのストレスが軽減されます。
回遊動線で、家の中を軽やかに移動
家の中をぐるりと回れる回遊動線は、家事効率を高めるだけでなく、家族のコミュニケーションも活発にします。
例えば、キッチンからリビング、ダイニング、そしてまたキッチンへと回遊できる動線なら、料理をしながら子どもたちの様子を見守ったり、家族との会話を楽しんだりできます。
子供を育てる上で気を付けたい動線
まだ子供が小さいうちは、気になりませんが、小学生の高学年から思春期を迎える年ごろになると、玄関を開けてすぐに二階に上がれる階段は家族との接点を少なくしてしまい、引きこもりなどにつながる恐れがあります。
また、東大に行く子供は自分の部屋は持たずに、家族がいるリビングで勉強する子が多いと聞きます。
いつも家族の気配が感じられる動線にしたいものです。
風と光を取り込んで、心地よい空間に
家の中の空気がよどまないように、風と光を取り込む工夫も大切です。
行き止まりになりがちな場所には、窓や換気扇を設置して、空気の流れを作りましょう。
光や風を通すスリットや吹き抜けを設けるのもおすすめです。
女性ならではの視点で、理想の住まいを
家事や育児など、女性ならではの視点で住まいの動線を考えることで、家族みんなが快適に過ごせる理想の住まいが実現します。
女性目線でと書いてしまいましたが、もちろん、男性の場合は女性になったつもりで考えてみてください。
女性にとって良い動線は家族にとってもよい動線になります。
ぜひ、あなたのライフスタイルに合わせた、魔法の動線を見つけてくださいね。
ティダホーム 一級建築士 藤井高徳
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