建物が建つ足元に注意!
家を建てる際には、それが建つ地盤がどのような状態なのか地盤の調査が必要です。
例えば、フカフカな土だったり、液状化の恐れがある土地だと、不動沈下を起こして建物が傾いたり、建物にヒビが入ったりします。
建物を支える地盤を考えるとき、建物の重さを知らなくてはなりません。
建物の重さってわかりますか?
2階建ての住宅を構造別にみてみましょう。
建物自体の重さに加えて、家具や人の重さ(積載荷重)を含めたものです。
・木造2階建て:約780kg/㎡
・鉄骨2階建て:約930kg/㎡
・RC造(鉄筋コンクリート造)2階建て:約3,380kg/㎡
人の足の裏の面積が両足で400㎠で体重が70kgとすると、1㎡当たりの重さは1,700kgになります。2階建て木造住宅の建物の重さよりも、人間の重さの方が1㎡当たりの重さだと軽いのです。意外ですよね。
ざっくりと言うと両足で立ったとき、地面に変化が起こらなければ、安心していい地盤となります。
と、いいたいところなのですが、建物はずーとそこに建ち続けます。地震があるかもしれません。台風があると風の影響もあります。
なので、しっかりと地盤の中の状況や、性質を知らなくてはなりません。
そんなんことを言っても・・・とお思いかもしれませんが、御安心ください。履いてますよ。(失礼しました。ボケてみました。)
自分でもある程度その土地の事を調べる方法があります。
https://sumaken.j-shield.co.jp/supportmap/#14,35.6939,139.7918
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私が、専門学校時代の授業の中で、「沼」や「田」のつく地名は、現在はすっかり姿が変わったとしていても、もともと地盤の弱い可能がある土地だと習ったものでした。
それを踏まえて建物を建てる予定の土地を観察してみてください。
そして、だいたいの地盤の状況を知ったのち、いろんな方法を用いて地盤調査を行う必要性があります。
ティダホーム 一級建築士 藤井高徳
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